タフティングとは?

タフティングとは、ハンドタフテッドとも言われる、ラグやカーペットなどを製作する技法です。
タフティングガンという専用の機械を使い、基布にパイルを打ち込んでいきます。

ここ数年でSNSなどをきっかけに日本でも広まりを見せていますが
実は古くから絨毯やカーペット製造の職人技として受け継がれてきた技法なのです。

長い年月をかけて職人さんたちが育んできた技術が、
今、新感覚のものづくりとしてフォーカスされ、ブームになっています。

使用するタフティングガンは重さが1.4kg程あります。
ガンを布にしっかりと押し当て続けることが上手に打ち込むコツのひとつです。
そのため、サクサクと簡単に打ち込まれるように見えて、体力と時間を要する作業です。

実際にやってみると、意外と力のいる作業に驚かれるかもしれません。
ただ、慣れてくると、パイルがフサフサと打ち込まれていく感覚と、自分が思い描いたものがみるみる形になっていく楽しさで、時間を忘れて夢中になってしまいます!

糸を打ち込み終えたら、パイルを固定するために裏面にバッキング剤を塗布し、裏地を貼り付けます。

表面もパイルの凹凸をバリカン等で整えていきます。

こうして長い工程を経てラグが完成します。

糸で絵を描くように様々なデザインを表現できるのはタフティングの大きな魅力です。

自分の思い描いたものを自分の手で表現し、時間をかけて作ったラグは愛着たっぷりの特別なものになること間違いなしです!

そして、日々忙しく過ごしている方も、ものづくりに没頭して充実した時間を過ごしてみてください♪